Lv1 シンセ講座

[シンセ講座]Lv1-3 一通りの基本を覚えよう

投稿日:2017年2月4日 更新日:

前回までのあらすじ

ここまで習得した部分

synth1-2-12

ここまでは基本、特に必要最小限の部分を習得しました。

とはいえ、省略しすぎて物足りないのも事実です。せいぜい動くだけですし。

今回で残した部分を回収していきましょう。

ピッチを変更しよう

ここの部分を使用します。

synth1-3-1  synth1-3-2

この数字を変更すると音程を調節できます。

半音ごとに調整できるので、オクターブを変えたい場合には12ずつ変更しましょう。むしろその使い方が多いです。

打ち込みや演奏を楽にするためにも用途に合わせて調整しておきましょう。
小さい鍵盤だとオクターブスイッチ押すのめんどいし。

具体的な用法は

  • ベース系:1~2オクターブDOWN
  • 高音部分のリード:1オクターブUP
  • ベル系:1~2オクターブUP

辺り抑えれば大体大丈夫です。
ここら辺は自分がよく使う鍵盤と相談しておきましょう。大きいなら右手でベースを弾けるので。

音色をもっと面白く加工してみよう

前回までだと、音をこもらせる程度がやっとです。

「レゾナンス」を使うことで初めてシンセらしい面白い音に化けます!

ここの部分ですね。

synth1-3-3   synth1-3-4

この部分は弄る前にあらかじめ注意することがあります!

絶対に最大値まで上げないで下さい!

下手に上げすぎると最悪、耳やスピーカーが壊れる可能性があります! 真ん中程度(数値では60~70)辺りでやめておきましょう。

ここの部分を調整するとフィルターでカットした部分が強調されます。

これは聞いた方が速いので実際に聴いてみましょう。(音量に注意。若干小さめにしておきましょう。)

いかがだったでしょうか?だんだん鼻が詰まったような聞こえ方をしていますね。
これがレゾナンスの効果です。

これ以上あげると超音波みたいになってきて「チュイーーーーン!!!!」といった感じになります。今の最後の方も、大音量で聞いていた方はきつかったはずです。(これで90辺り 最大ではありません)

図で表すとこんな感じ。左が変化前、右が変化後。

 

こんな感じにフィルターでカットした部分が盛り上がります。

最後の方がキーンとしたようなのはこの部分が上がりすぎたためですね。

それと、盛り上げた部分より下の周波数は若干音量が落ちています。

そのため、音量が下がったように聞こえることがありますがこういう仕様なのでご安心を。

あと重要なこととして、レゾナンスを単体で使うことはほとんどないです。

フィルターと合わせて使うことで非常にシンセらしいコク(?)やエグ味を出すことができます。
比較でちょっと作ったので聞いてみましょう。
前半はレゾナンスなし、後半はレゾナンス強めです。フィルターは少々かけてあります。

どうでしょう?聞いたことのあるシンセベースになったのではないのでしょうか。

こんな感じで、

フィルター+レゾナンス

によって、音作りを行っていきます。

これが、シンセサイザーの基本になっており、最も重要な部分です。

今後も様々な技術を書いていきますが、この部分はほとんど揺るがないといってもいいのでしっかり習得してください。

音量を変化を幅広くしよう!

前回では、AとRの部分を習得しました。とはいえ、これだけではオルガンやパッドぐらいしか幅がないため、物足りなくなってくるのではないのでしょうか。

今回は省略していたDとSの部分をここで回収しましょう。

図で表すとこの部分。AとRは習得済みなので薄くしています。

それぞれ言葉で説明すると、

D(ディケイ):AからSまでの橋渡しの時間

S(サスティン):鍵盤を押している間に流れる音量

になります。

早速、聴いてみましょう。ASRは固定で、Dの部分を変化させた場合こう変化します。

上の図はその波形です。こんな感じで、Sで決めた音量になるまでの時間を調節するのがD(ディケイ)です。

ここの部分を伸ばしすぎると、Sがあってないようなものになってしまいます。

AとDの時間を

両方とも短くする:歯切れがよい 例)シーケンス音、パーカッション、スタッカート系など

両方とも短くする:ふんわり 例)大人しいパッド、弦楽器・金管楽器の伸ばす音など

Aを短くDを長くする:鍵盤を押し続けた感じ 例)ピアノ、鋭いシンセリードなど

といった感じになるかと。音作りのヒントになるのでしっかり覚えておきましょう。

続いてSの部分ですが、この部分だけ説明しても「で、どうするの?」ってなりがちです。

どういった音を作りたいかによって変化させるべきでしょう。具体的には、

  • Sが高い:シンセリードやオルガンなど、音量の変化が少ない楽器
  • Sが少ない:鍵盤や金管・木管楽器など時間を経ると静かになっていく楽器

といった感じに分かれます。

なお、ベルやパーカッションなどは若干特殊で、Sを0にしてDとSで響きを調整する事になります。

この場合は基本的にAとRは一緒にすることをオススメします。

これでシンセの基本を習得しました!

ここまでで解説した部分

簡単なピッチ変更

レズナンスによる一癖ある音

エンベローブのマスタ―による幅広い音量効果

パッと見はあまり進んでないように見えるかもしれません。

しかし、ここまで解説した部分で最小限の音作りは既にできるようになっています。

シンプルなシンセならこれだけでもすでに十分なんですね。

ここから先は、より音作りのバリエーションを増やすための講座になっていますが、根幹はほとんど変わりません。

変わるとすれば、

  • 元の波形(素材)を変化させる
  • 厚みやハーモニーを持たせる
  • エフェクトをつける

など、どんどん豪華にしていったり機能を増やしていったり、といった感じです。

音作りがどんどんできるようになっていくと楽しいものですよ!

ではまた次回。

アドセンス広告






-Lv1, シンセ講座

Copyright© purple polar , 2017 AllRights Reserved Powered by micata2.